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今こそ知っておきたい「がん(悪性腫瘍)」について

日本人の死因の第一位はなんと「がん」

1981年以来、日本人の死因のトップは「がん」です。2008年のデータによると「がん」で亡くなった人は34万2849人で、全死亡者の30.3%を占めています。

1981年に脳卒中を抜いて死因のトップとなって以来、年々増え続けており、日本人の3人に1人が「がん」で亡くなる時代といっても過言ではありません。

日本人の死因の第一位はなんと「がん」

◆ がんとはどんな病気?

「がん細胞」は、もともと正常だった細胞が何らかの原因で変異を起こし、増殖が止まらなくなってしまいます。同じ場所で増殖するだけでなく、すぐ近くの臓器に侵食したり(浸潤)、血液やリンパ管を通じて離れた場所にある臓器に転移してそこで増殖したりする結果、体がむしばまれていく病気です。
「がん」が他の病気と大きく異なり「悪性」といわれるのは、「浸潤(注1)」
「転移」
という性質を持っているからです。
注1:がんがまわりにしみ込むように広がること

◆ 上皮内新生物とは?

上皮内新生物とは、腫瘍細胞がそのまま上皮内(大腸は「粘膜筋板まで」)にとどまっていることであり、基底膜(大腸は粘膜筋板)を超えて浸潤をしていないことが悪性新生物との大きな違いだといえます。
上皮内には血管・リンパ管は通っていないため、そのまま進行しなかったり、消退するものもあります。

◆ 良性新生物・上皮内新生物・悪性新生物の違いはどこにあるの?

「がん」が「悪性」と言われるのは「浸潤」「転移」という性質を持っているからです。
「浸潤」「転移」という性質によって「再発」「死亡」の可能性があります。特に「悪性新生物」の場合は「浸潤」「転移」の可能性が他のものより高いといわれています。

男性は「肺がん」、女性は「胃がん」が死亡数で第1位。

◆男女別でみる「がん」の死亡数

部位別死亡数で見ると、男女ともに「肺がん」での死亡がそれぞれトップとなっています。
さらに詳しくみていると男性は「胃がん」「肝臓がん」「結腸がん」「膵臓がん」、女性は「胃がん」「結腸がん」「膵臓がん」そして第5位に「乳がん」と続いております。また女性については第9位に「子宮がん」といった女性特有の「がん」での死亡が目立っております。
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