一方、分娩においては帝王切開が年々増えてきています。
厚生労働省統計によると、分娩における帝王切開の割合は1984年に7.3%だったのが、90年には10.0%と年々高まり、
2005年には17.36%までに達しました。これはリスクの高い高齢出産の増加が、帝王切開手術増加の背景にあると言われています。
ただ、帝王切開が安全な手術になったとはいえ、予期せぬ出血、感染、他臓器の損傷、術後肺塞栓などは帝王切開率の上昇とともに増加しており、次回の妊娠分娩に際して、子宮破裂や癒着胎盤など、経膣分娩ではごくまれにしか起こらない重篤な合併症の頻度が高くなるとも言われています。